Amazon FBA向け中国輸入の流れ|FNSKU・JAN・検品・梱包・納品まで
中国から仕入れた商品をAmazon FBAで販売する場合、工場から送るだけでは納品できません。まず、商品登録と製品コードを確認します。次に、FNSKUラベル・検品・袋入れ・セット組みを進めます。さらに、輸送箱の表示と納品プランも一致させます。
特に、初回納品では手戻りが起こりがちです。たとえば、商品は合っていてもラベルが別SKUの場合があります。また、袋の警告不足やセット品の分離にも注意が必要です。輸送中に外箱が潰れるケースもあります。本記事では、中国倉庫での準備からFBA納品までを実務順に整理します。
- 商品登録情報を確定してから、SKU別の作業指示を中国倉庫へ共有する
- JANなどの製品コードとFNSKUは役割が異なるため、貼付対象を混同しない
- 検品合格数、ラベル枚数、納品数量を同じSKU表で照合する
- Amazonの梱包・配送要件は変更されるため、出荷前にSeller Centralで再確認する
Amazon FBA向け中国輸入の全体像
Amazonの公式案内では、FBA納品後の保管や注文処理をAmazonが担います。梱包・配送、カスタマーサービス、返品対応も対象です。一方、センターへ届くまでの準備と納品手続きは出品者側が行います。
中国輸入では、商品が日本に到着してからラベルや袋を直すと、国内作業費と納期が増えます。そのため、出品情報を先に固め、中国倉庫で検品とFBA準備をまとめて行い、合格品だけを発送する流れが効率的です。
| 工程 | 主な確認 | よくある不備 |
|---|---|---|
| 商品登録 | ASIN、SKU、製品コード、バリエーション | 色・サイズの登録違い |
| 中国倉庫入庫 | 数量、ロット、外観、付属品 | 仕入先の数量不足 |
| 検品・加工 | 検品基準、袋、セット、ラベル | 別SKUラベルの貼付 |
| 納品・発送 | 納品数量、箱ラベル、配送先 | 箱数・重量・内容の不一致 |
1.出品情報とSKUを先に確定する
最初に、既存ページを使うか、新しい商品ページを作るかを決めます。既存ページの場合は、商品本体・色・サイズ・数量を登録内容と照合します。また、付属品とパッケージも確認します。似ているだけの商品を同じページで販売してはいけません。購入者の期待と実物がずれ、返品などの問題につながります。
一方、新規商品では商品名・ブランド・カテゴリーを整理します。画像・仕様・バリエーションも準備します。量産前に、AmazonのSKUと中国倉庫の管理番号を対応させます。そのための一覧表を作ることが重要です。さらに、「黒M」「ブラックM」「BK-M」などの呼び方を一つに統一します。
2.JAN・ASIN・SKU・FNSKUの違いを整理する
Amazon FBA準備では、複数のコードを使います。まず、JANを含むGTINは商品識別に使われます。また、Amazon上の商品にはASINが割り当てられます。SKUは、出品者が在庫管理に使う番号です。一方、FNSKUはFBA内で出品者の在庫を識別するラベルです。
| コード | 役割 | 実務上の注意 |
|---|---|---|
| JAN / GTIN | 商品そのものを識別 | 新規商品は取得または免除要件を確認 |
| ASIN | Amazonの商品ページを識別 | 同一商品であることを確認 |
| SKU | 出品者独自の在庫管理 | 色・サイズ・ロットを区別 |
| FNSKU | FBA在庫を出品者単位で識別 | 別SKUへの貼り間違いを防ぐ |
ただし、ラベルの貼付方法は商品や設定で異なります。すべての商品に同じラベルを貼るとは限りません。納品プランとAmazonの最新要件を確認してください。また、工場へ渡すラベルPDFにはSKUと版数を入れます。これにより、古いデータの使用を防ぎやすくなります。

3.中国倉庫で検品してからFBA作業へ進む
次に、ラベルを貼る前に商品を検品します。不良品へ先にFNSKUを貼ると、ラベル枚数と合格数が合わなくなります。まず入庫数量を数え、外観・色・サイズを確認します。さらに、動作・付属品・セット内容を見て、合格品と不良品を分けます。
アパレルなら寸法、縫製、汚れ、色差、タグ、袋入れを確認します。雑貨なら傷、割れ、可動部、数量、説明書を確認します。商品ページで訴求する機能は、写真だけでなく実物でも確認してください。検品基準は「問題がないか」ではなく、許容できない不良を写真や数値で示すと判断が安定します。
4.袋入れ・セット組み・ラベル貼りを設計する
また、商品がむき出しになる場合は袋や箱で保護します。部品が分離しやすい商品や、汚れやすい商品も同様です。セット商品は、一つの商品として受け取れる状態にまとめます。さらに、倉庫作業中に分離しないよう固定します。袋・警告表示・テープ・緩衝材などは、最新ルールに合わせます。袋入れや梱包資材の対応項目は、AllDaigouの検品・梱包オプションでご確認ください。
FNSKUラベルは、スキャンしやすい平らな位置へ貼ります。また、他のバーコードが誤って読まれない状態にします。貼付後は目視だけで終えません。可能であればスキャナーで読み取り、SKU表と照合します。
- 検品後の合格数量
- 貼付したFNSKUラベルの数量
- 納品プランへ入力する数量
三つが一致しない場合は梱包を止め、SKUの混在や不良品の除外漏れを確認します。
5.納品プランと輸送箱を確定する
その後、Seller Centralで納品手続きを進めます。納品先・数量・箱数・配送方法を確定します。次に、箱ラベルを該当する箱へ貼ります。古い配送ラベルや紛らわしい表示は残しません。また、複数SKUを同梱する場合は、箱ごとの内容を記録します。受領差異の調査がしやすくなるためです。
ただし、中国からAmazonへ直送する場合は事前準備が必要です。輸入者・通関・関税・輸入消費税・配送条件を整理します。Amazonを輸入者として扱えるとは限りません。そのため、物流会社と通関条件を確認してください。初回は日本側の指定先で受領状態を確認する方法もあります。その後、FBAへ納品します。

FBA納品不備を減らすチェックリスト
- 商品ページの仕様と実物が一致している
- SKU、色、サイズ、数量が作業指示書と一致している
- 検品合格品だけがFBA作業へ進んでいる
- FNSKUラベルが正しい商品に貼られている
- ラベルが読み取りやすく、剥がれにくい
- セット品が輸送中・受領中に分離しない
- 袋や梱包が商品の保護と最新要件を満たす
- 納品数量、箱数、箱の内容記録が一致している
- 国際送料、関税・輸入消費税、FBA手数料を原価へ反映した
- 出荷直前にSeller Centralの最新要件を確認した
よくある質問
中国工場からAmazon FBAへ直接送れますか?
物流ルートとして可能な場合はありますが、商品準備、納品手続き、輸入者、通関、税金、配送条件を事前に整理する必要があります。工場から未検品のまま直送するのではなく、中国倉庫で検品・ラベル・箱内容を確認してから出荷する方が手戻りを抑えやすくなります。
JANコードとFNSKUは同じですか?
役割が異なります。JANを含むGTINは商品を識別する製品コード、FNSKUはFBAネットワーク内で出品者の在庫を識別するラベルです。商品や設定により必要な対応が異なるため、納品プランで確認してください。
検品とFBAラベル貼りを一緒に依頼できますか?
可能です。入庫確認、検品、不良品の分離、袋入れ、セット組み、FNSKUラベル、梱包を同じSKU表で管理すると、数量差異を減らしやすくなります。
FBA料金は商品代に対して何%ですか?
一律の割合ではありません。販売手数料はカテゴリー等で異なり、FBA配送代行手数料や保管料はサイズ、重量、時期などで変わります。Amazon公式の料金ページと料金シミュレーターで最新条件を確認してください。
中国倉庫でFBA納品準備をまとめて相談
まず、商品URL・予定数量・SKU数をお送りください。また、販売ページ・検品内容・FNSKUデータ・希望納期も共有してください。そのうえで、1688・タオバオの買付から国際発送まで整理します。検品・袋入れ・セット組み・ラベル・梱包も日本語でご案内します。
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※本記事は一般的な実務情報です。なお、Amazonの納品・梱包・ラベル・料金要件は変更される場合があります。そのため、出荷前にSeller Centralと関係機関の最新情報をご確認ください。