中国から日本への航空便|料金・日数・容積重量をわかりやすく解説

中国から日本へ商品を送るとき、航空便は「最も早い便を選べばよい」と思われがちです。しかし、実際の国際送料は商品の重さだけでなく、梱包後の大きさ、電池や液体の有無、通関条件、配送先によって変わります。見積もり前に必要な情報が不足していると、仕入れ後に送料が想定より高くなることもあります。

結論から言うと、航空便を選ぶときは、実重量と容積重量、希望納期、商品特性、1個当たりの粗利益を一緒に確認することが大切です。本記事では、1688・タオバオなどで仕入れた商品を中国から日本へ送る場合の料金の見方、日数、容積重量の計算、発送前の確認項目を実務順に解説します。

先に要点

  • 航空便の日数目安はルートにより約2~7日。ただし通関や休日は別に考える
  • 送料は実重量と容積重量の重い方で計算されることが多い
  • 軽くてかさばる商品は、商品単価が安くても国際送料が高くなりやすい
  • 電池、液体、磁石、食品などは、買付前に発送可否と必要書類を確認する
  • サンプル、欠品補充、小ロット、高単価品、販売期限がある商品は航空便と相性がよい
目次

  1. 中国から日本への航空便は何日かかる?
  2. 航空便の料金は何で決まる?
  3. 容積重量の計算方法
  4. 航空便に向いている商品・向いていない商品
  5. 電池・液体・磁石などの注意点
  6. 航空便と船便の使い分け
  7. 見積もり前の7項目チェック
  8. よくある質問

中国から日本への航空便は何日かかる?

AllDaigouで案内している航空便の到着目安は、ルートにより約2~7日です。快速便は2~3日、通常便は4~7日、ヤマト・佐川を利用する小型貨物向けルートは3~4日が目安です。電池付き商品や特殊カテゴリーは、確認や取り扱いに時間がかかり、5~15日程度となる場合があります。

ただし、この日数は「どの時点から数えるか」を揃えないと比較できません。工場から中国倉庫への国内配送、入庫確認、検品、袋入れ、梱包、輸出通関、日本側の輸入通関、国内配達は別工程です。とくに初回商品は検品基準の確認に時間がかかるため、販売開始日から逆算し、中国倉庫への到着日と日本で必要な日を伝えて見積もると現実的です。

大型連休、週末、悪天候、フライト状況、税関検査、遠隔地への配達によっても日数は変わります。「通常は何日か」だけでなく、「販売に間に合わせるため、何日までに中国倉庫から出す必要があるか」を確認しましょう。

中国倉庫で検品と梱包を終え日本向け航空便の出荷を待つ荷物
航空便の日数だけでなく、中国倉庫での入庫・検品・梱包時間も含めて納期を組み立てます。

航空便の料金は何で決まる?

航空便の送料は、重量だけで一律に決まるものではありません。主に、配送ルート、課金重量、商品カテゴリー、梱包後の箱数、配送先、通関条件、燃油サーチャージ、為替などで決まります。同じ20kgでも、小さく密度の高い金属部品と、大きな箱に入った軽量クッションでは課金重量が異なる場合があります。

方法 日数目安 料金目安 利用例
通常便 4~7日 0.5kg 60元~ / 21kg~ 21元/kg~ 一般雑貨・小ロット
快速便 2~3日 0.5kg 70元~ / 21kg~ 28元/kg~ 急ぎのサンプル・欠品補充
電池付便 5~15日 0.5kg 70元~ / 21kg~ 30元/kg~ 発送条件を満たす電池付き商品
ヤマト・佐川 3~4日 0.5kg 50元~ / 10kg以下におすすめ 小型貨物・個別配送
特殊便 3~5日 0.5kg 90元~ / 21kg~ 33元/kg~ 事前確認が必要なカテゴリー

※料金は中国元(CNY)の参考値です。商品内容、梱包、配送先、為替、燃油サーチャージ、通関条件、配送会社の最新条件などで変わります。正式な見積もりは商品情報と梱包後データを確認してご案内します。

容積重量の計算方法

航空便では、箱が占有するスペースを重量に換算した「容積重量」を使います。一般的な考え方は、実重量と容積重量を比較し、重い方を課金重量とするものです。計算係数はルートや配送会社で異なります。AllDaigouの案内では、目安として次の式を使います。

縦 × 横 × 高さ(cm)÷ 6000
一部航空便は ÷ 5000

たとえば、梱包後の箱が50cm × 40cm × 30cmなら、体積は60,000立方センチです。

  • 60,000 ÷ 6000 = 容積重量10kg
  • 60,000 ÷ 5000 = 容積重量12kg

箱の実重量が7kgの場合、ルートによって10kgまたは12kg相当で計算される可能性があります。軽い商品でも箱が大きければ送料が上がる理由はここにあります。仕入れ前は商品ページの外箱サイズではなく、同梱・緩衝・補強後の最終梱包サイズを想定することが重要です。

航空便に向いている商品・向いていない商品

航空便に向いている 船便も比較したい
サンプル、テスト販売、小ロット 家具、什器、大型収納用品
欠品を避けたい補充商品 単価が低く、体積が大きい商品
小型で利益額が確保できる商品 500kgを超えるまとまった貨物
発売日・季節・キャンペーン期限がある商品 販売まで十分な余裕がある定番商品

判断するときは、1kg当たりの送料だけでなく、販売可能になるまでの日数と欠品による機会損失も含めます。初回は航空便で少量を送り、売れ行きが確認できた定番商品を船便へ切り替える方法もあります。すべてを一つのルートへ統一せず、商品の回転率と在庫日数で分ける方が安全です。

電池・液体・磁石・食品などの注意点

商品名が「雑貨」と書かれていても、内部に電池、液体、粉末、磁石、スプレー、接着剤などが含まれていると、通常の航空便では扱えない場合があります。リチウム電池は本体内蔵か同梱か、容量、個数、包装状態によって条件が変わります。化粧品、食品、医療・健康関連商品は、日本側の法令や輸入手続きも確認が必要です。

重要なのは、買付後ではなく発注前に商品ページ、成分、材質、用途、電池仕様、メーカー資料を共有することです。発送できない場合、返品交渉や中国国内の保管費が発生する可能性があります。航空輸送の危険物条件はIATA等の最新規則、輸入禁止・規制品は税関や所管官庁の最新案内を最終基準にしてください。

名称だけで判断しない商品例

モバイル機器、LED用品、玩具、化粧品、アロマ用品、冷却・加熱用品、工具、マグネット商品、インク、食品、サプリメント。販売ページの画像だけでは確認できないため、仕様書や実物写真が必要になる場合があります。

航空便と船便の使い分け

航空便は納期を優先しやすく、船便はまとまった物量のコストを抑えやすいルートです。ただし、船便は港までの輸送、出港、到着、通関、国内配送までの時間が長く、在庫を多めに持つ必要があります。航空便の単価だけを見て高いと判断するのではなく、在庫保有期間と販売機会も含めて比較します。

実務では、売れ筋商品の一部を快速便で先に送り、残りを通常便または船便で送る「分納」も有効です。たとえば販売開始に必要な100点だけを航空便、翌月在庫300点を船便にすれば、販売機会と物流費のバランスを取りやすくなります。ただし、分納すると通関・国内配送・作業が複数回になるため、総額で比較してください。

中国倉庫で日本向け貨物を箱別に確認して出荷する作業
出荷前に箱数、重量、外寸、商品内容を記録すると、ルート比較と通関準備が進めやすくなります。

見積もり前に確認する7項目

  1. 商品URLと商品名:販売ページのURL、画像、用途が分かる情報
  2. 数量とSKU:色・サイズ別の数量、セット内容
  3. 商品単価:通関申告と利益計算に必要な購入価格
  4. 材質・成分・電池仕様:危険物や輸入規制の事前確認
  5. 梱包後の重量と外寸:実重量と容積重量の比較
  6. 配送先:郵便番号、法人・個人、FBA・倉庫・自宅など
  7. 希望納期:日本到着希望日と販売開始日

この7項目がそろうと、通常便・快速便・特殊便・船便の比較がしやすくなります。まだ梱包後サイズが分からない場合は、仕入先へ外箱情報を確認するか、同じ商品を少量入庫して実測してから本発注する方法があります。

AllDaigouでの発送の流れ

AllDaigouでは、1688・タオバオなどの商品確認、買付、中国倉庫への入庫、数量確認、検品、不良品対応、同梱、袋入れ、梱包補強、重量・外寸測定、国際発送まで日本語で整理します。到着した箱をそのまま転送するのではなく、検品合格品だけをまとめ、商品に合うルートを確認してから発送します。

最初の見積もりでは商品URL、数量、希望納期、配送先をお送りください。電池や液体などがある場合は、その仕様も添えてください。実際の課金重量は梱包後に確定するため、概算と確定値を分けて管理すると、仕入れ判断を誤りにくくなります。

よくある質問

中国から日本へ最短何日で届きますか?

快速便の目安は2~3日ですが、中国倉庫での検品・梱包、通関、休日、配送先までの国内配達は別に時間がかかります。必要日を伝え、出荷締切日から逆算してください。

商品ページの重量だけで送料を計算できますか?

正確な確定はできません。商品本体の重量と、緩衝材・外箱を含む梱包後重量は異なります。また、容積重量が実重量を上回る場合があります。仕入れ前は概算、梱包後に確定という二段階で考えます。

複数の仕入先の商品をまとめて送れますか?

可能です。中国倉庫へ集め、入庫確認と検品を行った後、同梱して発送できます。ただし、大きな商品と壊れやすい商品を無理に同梱すると破損リスクが上がるため、箱分けも含めて判断します。

関税と輸入消費税は送料に含まれますか?

ルートや配送条件により扱いが異なります。商品価格、送料、品目、税率などによって税額が変わるため、見積もり時に配送条件と負担者を確認してください。

電池付き商品は必ず航空便で送れますか?

必ず送れるわけではありません。電池の種類、容量、個数、内蔵・同梱の別、包装、必要書類、利用ルートの条件を確認します。発注前に商品仕様を共有してください。

航空便・船便の料金と納期を比較します

商品URL、数量、希望納期、配送先をお送りください。検品・梱包を含め、中国から日本への発送方法を日本語で整理します。

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関連ページ:中国から日本への国際送料料金表とお客様の声中国輸入の検品代行1688仕入れ代行

参考:税関「輸出入禁止・規制品目」税関「簡易税率」FedEx「容積重量」IATA「危険物・電池ガイダンス」

更新日:2026年7月25日 編集・確認:AllDaigou運営チーム

※本記事は一般的な実務情報です。料金、日数、通関、税率、危険物条件は変更される場合があります。商品ごとに配送会社、税関、所管官庁の最新条件をご確認ください。

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